「 光の表象 」 2001年 金箔、膠、顔料、石膏、ニス、パネル 206×180㎝
「夢と光の家」は、大学卒業時の節目として開いた展覧会です。
作品自体の内に表現が完結するのではなく、展示された空間に価値を作り出すことを目的に場を構成しました。また、人の気持ちの落ち着ける場として「家」を空間に用いることで、作品と自然に向かい合える展示空間を実現したいと考えました。
世界はエネルギーで構成された流れです。
夢は現実の世界と交わることなく並行し続ける、何も
力の加わることのない世界です。
夢の中であなたはこの世界の裏側にさす光につつまれて
います。それは拡張された世界へあなたを運
ぶ、心の乗り物です。
「 花 」 1999年(文章は2001年) 油彩、パネル、文章 160×160㎝