この作品は”切り抜かれた向こう側から除く形と現実との間
の境界面”としての”平面”を作ることで、鑑賞者に対する画面
自体の主張を実験的に形にしようと制作したものです。
そのアプローチとしてのシンボルはあくまでも入り口であり、
そこに何を見出すべきか、その先は私の意図を離れた所、つまり
鑑賞者と作品との間に委ねられます。
「 altar plate 」
2017年 板、オイルステイン、透明樹脂、油絵具、文章 360×150㎝
■ 2003年 「ARTISTS BY ARTISTS」出品作品
「ARTISTS BY ARTISTS」展示風景 / 六本木ヒルズ
「ARTISTS BY ARTISTS」は、第26回日本文化デザイン会議においてプログラムの一つとして行われた企画展。 様々なコンセプトの作品が組み合わされることにより生まれるエネルギーを、アートの魅力として発信するアートプロジェクト。
日比野克彦氏、村上隆氏、宮島達男氏、タナカノリユキ氏ら4人により、評論家ではなく”アーティストの視線から選んだアーティスト”の53作品が展示された。